はやての到着となのはが目を覚ますのを待っているフェイトの顔の表情は重かった。
「(なのは・・・私のためにこんなことに)」
「(私は心で密かに誓ったんだ。あのときのようにはしないと。私がなのはのことを守るんだと心に誓ったんだ)」
なのはは数年前に仕事で撃墜され、もう飛ぶどころか歩くことすらできなくなるかもといわれるほどの大怪我を負う。
なのはは辛いリハビリを努力と気合で乗り切り、フェイトやユーノの看病もあってか事故からわずか半年で戦線に復帰する。
しかし、フェイトはそのときちょうど執務官試験があったのだが当然勉強をする暇などなく試験に2度落ちている。(このことは局内では禁句である)
「(なのは・・・ごめんね。私がもっと早く敵を倒していたらなのははこんな風にはならなかったかもしれない)」
「(もう、私なのはがこんな目にあうの見たくなかったんだ。だからあのとき私が・・・・本当にごめん・・なのは)」
「・・・う・んん・・」
「なのは!!!!」
「良かった。起きてくれた」
「フェイトちゃん??」
「うん・私だよ。フェイトだよ」
「私・・・あの時、無理しちゃってそのまま落ちちゃったんだ・・・」
「そんなの気にしなくていいんだよ。敵もなのはが全部倒してくれたし。・・・でも」
「でも?」
「なのはのリンカーコアが傷ついちゃたんだ」
「そう。でもリンカーコアの傷なら時間がたてば治るんじゃないの?」
「今回はちょっと特別なんだ。自己修復はあまり望めないみたいなんだ。そのために、今はやてを呼んでいるんだ」
「なんではやてちゃんが?」
「はやてにはなのはのコアを治せるんだよ」
「どうして」
はやてが持つ闇の書は、今まで幾度もさまざまや世界で転生を続けていた。そして過去にはここにも行ったらしい。
「忘れられし都・アルハザード」に。そして、そのときもそこで闇の書は蒐集をした。そのとき1人の魔導師からコアを蒐集したときある特殊な魔法を習得した。
「1人の者を一時深い眠りにつかせどんな傷・病も治す魔法」を。
なのはとフェイトが話しているとき、後ろでトビラが開く音がした。
「すまんなぁ。遅くなってしもうたわ」
「はやて」「はやてちゃん」
「なのはちゃん大丈夫?」
「うん。今のところはね。」
「そんで、シャマル私を呼んだのはなにかできるからやろ?」
「はい。はやてちゃんが持っている夜天の書にはある魔法が蒐集されているんです。それを使えばなのはちゃんは治るかもしれないんです」
「ほうか。ならはよ使ってなのはちゃんを治してあげるわ」
「でも、それを使えばなのはちゃんは半年いや遅ければ1年間は目を覚まさなくなるの」
「そんな」
フェイトとはやては同時に口走った。そのときなのはが
「いいよ、それくらい。また戦えるようになるのなら」
「でも、なのは」
「私は、魔法の力をみんなのために使いたいの。でも、みんなの足手まといになるくらいなら私は傷を癒す。どんなリスクがあろうと。
「ほんまにいいの?」
「うん。お願いはやてちゃん」「了解や」
「冥界の王よ。彼女の身に宿りて癒しの力を分け与えたまえ」
「それじゃ、・・・皆・・・また会おう・・・ね」
第6話完。第7話「なのはのいない日々」に続く
6話終了。
なのはが・・・・
また、オリジナル、魔法出てきましたね。
出しちゃいました、アルハザード。SSを書くなら出さずにいられない。もともと出そうと思ってましたからね。
では、7話をお楽しみに・・・
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